
アニメ「クズの本懐」第9話では、花火とえっちゃんのわだかまりが解消され、モカは大人になっていました。
花火は大人になったモカの言葉で、1人で歩き出すことを考えられるようになりました。
それぞれがそれぞれに成長していっている中、麦はまだ、茜の手のひらの中です。
第9話のおさらいはこちらから。
⇒第9話アニメ「クズの本懐」あらすじと感想「beauiful swimmer」の評価
では今回も、アニメ「クズの本懐」第10話のあらすじと感想・評価を書いていきたいと思います。
アニメ「クズの本懐」第10話「カラノワレモノ」のあらすじ
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まずはアニメ「クズの本懐」公式のあらすじを見てみましょう。
自分の弱さから早苗を苦しめてしまった花火。
二人は、いつかまた友達に戻ることを約束し軽井沢を後にする。
新学期が始まり、麦は想いを伝えてもなお、奔放で自由なままの茜に振り回されていた。
明らかになる茜先生の抱えた闇

OPでも印象的な、若かりしころの茜先生。
クズの本懐のラスボス的な立ち位置の茜先生ですが、愛されることでしか自分の価値を感じられないという闇を抱えています。
他の女性が羨むようなものをたくさん手にいれて、自分が思うままに扱う。
茜先生は、そうすることでしか、自分が1人でちゃんと立っていられる方法がわからなかったのです。
茜先生に翻弄される麦

第9話の最後、茜先生は家庭訪問と称して、麦の部屋に来ました。
今回も茜が主導権を握る形で、2人は体を重ねます。
翌朝、麦は茜をデートへ誘います。
しかし、茜は
茜「あぁごめん、その日は鐘井先生の日なの」
と断ります。
納得できない麦は、放課後、生徒指導室に茜を呼び出し、
麦「明日、行かないでください」
と茜に詰め寄ります。
しかし茜は余裕の態度。
麦の両足の間に自分の足を差し入れ
茜「もっと、聞き分けの良い子だと思ってたなー」
茜「想像してみて、どうだった?」

マジで・・・マジでムカつく!
麦は心でそう思いながら、茜にキスをし、押し倒します。
そんな状況になっても、茜は余裕の態度です。
この茜の態度に、麦は
「この人は、来る者拒まず、去る者追わず。集めた好意にさえ執着しない」
と哀れみすら覚えますが、それでも好きな気持ちは変わりませんでした。
鳴海とのデートで、茜に変化が?

翌日、土曜日。
茜と鳴海の、デートの日です。
2人は以前、体を重ねた仲です。
しかし鳴海はそれ以降、デートはするけれども、下心をまるで感じさせません。
茜は不思議に思います。
仮にも自分と1度寝た男が、それ以降全く手を出してこないことに。
そして、茜自身も、何度もデートを繰り返してしまっていることに。
まるで茜から鳴海を求めているかの状況に、茜は苛立ちを覚え、鳴海を切り捨てることを決意します。
夕方、デートの終わりに、鳴海は茜を送ると申し出ますが、茜は「結構です」と断りました。
そこに、元セフレのタクヤが偶然通りがかり、茜がどうしようもなく男好きであることを、鳴海の前でバラします。
そして初対面の鳴海に忠告までして、タクヤは去っていきました。
茜「本当ですから。私、クソビッチなんで。」
鳴海に向かって、茜は言い放ちました。
茜「なので、デート、これっきりにしてくださいね。」
1人歩き去る茜。
鳴海との「非日常」はこれっきりにして、自分をはっきりと求めてくる男を弄ぶ日常に戻ろうと考えていた時。
鳴海「やめなくていいです!」
茜の後を追った鳴海が、後ろから茜の腕を掴んで、こう言ったのです。
そして、茜を抱き寄せる鳴海。
鳴海にヤバい性癖があるのかと考えてしまう茜に
鳴海「デート、もうこれっきりですか?」
と鳴海が問います。
茜は、この問いかけに「いえ・・・」と答えることしか出来ませんでした。
麦、茜を再びデートに誘う
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デートの後、茜は麦を呼び出します。
一緒にお風呂に入りながらも、今日の鳴海との出来事を思い出しています。
そして、麦と「嫉妬」について話し合います。
その中で、麦は茜に対し「この人は自分が思っているよりも、ずっと子供なんじゃないか?」と感じ始めます。
お風呂から上がると、2人はそのままベッドへ。
行為が終わると、麦は眠ってしまいます。
麦がふと目を覚ますと、茜はテストの採点をしていました。
その背中に抱きつく麦。
麦「茜さん、デートがしたいです。」
茜「後にしてくれる?」
いつもの通りあしらわれた麦ですが、今回は引き下がりません。
麦は茜の肩を掴み、正面を向かせると、想いの丈をめいっぱいぶつけました。
その様子に、茜も驚きを隠せません。
茜「どこ行く?」
麦は茜のこの言葉に、有頂天になってしまったのでした。
アニメ「クズの本懐」第10話「カラノワレモノ」の感想と評価
第10話では、最強のラスボスと思われていた茜先生に、ほころびが見つかりましたね!
茜先生の感情の動きが、とても多い回でした。
学生時代から、他人から求められることでしか自分の価値を感じられなかった茜先生が、なんだか不憫に思えました。
「他人から求められることでしか自分の価値を感じられない」
私自身にも、うーんと考えてしまう部分があります。
でも、茜先生は本当に流されやすいというか、なんだかとっても乙女な部分もありそうですね(笑)
鳴海にもキュンとしていた感じがありますし、麦にもドキッとしていたでしょう。
茜先生は、花火みたいに青春したことが無いと言っていますが、今が思春期なんじゃないか?ってくらい、ドキドキしやすかったりするのかもしれませんね。
普段自分が常にリードして操っていると思っている分、思いがけないことをされると弱いのかもしれません(笑)
次回の第11話では、麦とデートもするみたいですが、鳴海と旅行に行っていい雰囲気?になっているようです。
クズの本懐のアニメも、残すところあと2話となりました。
ホント、次回も楽しみで待ち遠しいですね!
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